勉強嫌いを克服する方法
どうも!みなこです!
今回は、真面目に勉強のお話をするよー!
いつも読んで下さっている方はご存知の通り、私は東京大学大学院に通っています。
まあ東大生の端くれってわけなんですが、、、
よく初対面の人(美容院とか整体とかで)とお話するとこんな流れになることがあります。
初対面の人「今日はお仕事お休みなんですか?」
みなこ「いえー、私、大学院生なんです。」
初対面の人「そうなんですねー、どこの大学ですか?」
みなこ「東京大学です。」
初対面の人「えっ?東大っすか?」
みなこ「はい、そうです、、、」
初対面の人「すごいっすね!勉強めっちゃ好きなんですか?」
みなこ「いいえー、めっちゃ好きってわけではないんですけどねー、、、」
初対面の人「僕、勉強が大嫌いで全然勉強してこなかったんですけど、勉強が好きになるこつとかあるんですか?」
みなこ「うーん、どうですかね、、、」
このようなことがしょっちゅうあるのです。
で、いつも最後の問いかけにうまく答えられないのです。
「勉強嫌いを克服する方法は?」
という問いです。
私は考えた。 というか、これまでの自分を振り返った。
すると一つの答えにたどり着いた。
私は、勉強を好きとか嫌いとかで判断したことがなかったのだ。
えっ?どういうこと?
ってなっている人が多いですよね。
そして、
勉強嫌いを克服する方法教えてくれるんちゃうんかい!
ってツッコミを入れてる人も多数いるよね。
まあまあ落ち着いて、最後まで聞いてください。
すごく真面目に考えた結果、 私にとってこの観点が、勉強嫌いを克服するための一番の近道ではないかという結論を導き出したのです。
どういうことなのか?
ではでは、 東大生みなこが教える、勉強嫌いを克服する方法をご紹介していきます。
勉強嫌いを克服するためには、なぜ勉強をしなければならないのか、を考えるべき

「勉強嫌いを克服する方法が知りたい」
という問いかけをする人はどういう人でしょうか。
子どもが全然勉強をせずに困っているお母さん、宿題が嫌で嫌で仕方ない小学生、勉強よりも部活が楽しい中学生、はたまた勉強をしないといけないと思っているけどモチベーションが上がらない高校生。
そのような多くの人にとって、「勉強する」という行為が最終目的になっていないでしょうか?
なぜ勉強をするのか?
という最終的な大きな目標設定がなされていないのではないでしょうか。
勉強嫌いを克服したいという問いを持つということは、おそらく目先の勉強という行為そのものにしか目がいっていないのではないかと思うのです。
私は、勉強を「好き」「嫌い」という判断さえもしたことがないと先ほど述べました。
なぜなら、私は好き嫌いの前に、「なぜ勉強をすべきなのか?」という問いに対して明確な答えを持っているからです。
そして、そのためには勉強をせざるを得ないという答えがあるからです。
私にとって勉強は目的や単なる行為ではなく、手段なのです。
なぜ勉強をしなければならないのか?

では、私たちはなぜ勉強をしなければならないのか?
それは、正確には人によって異なります。
しかし、勉強をしなければならない人は、必ず将来のためです。
「ありきたりの言葉出てきたー!」
って思ってるそこのあなた!
ここで言っていることは、学校の先生が言うような、 「勉強をすることは将来の役に立ちますよ」 という単純な話ではありません。
「将来のため」という、それさえ出しておけば皆が納得するであろうという、先生たちの風潮に私は度々疑問を感じていました。
その単純な言葉だけでは、なぜ勉強するのかの理由として繋がりにくいからだと思います。
「勉強すること」が、「自分の将来にどのようにつながるか」の道筋を明確にすることで、自然に勉強に向かうことができる姿勢を作り出せると私は考えます。
ひいては、「勉強嫌い」という安直な言葉を使わないですむようになるのではないかと思っています。
よって、勉強する目的を明確にすることで勉強嫌いを間接的に克服できるのです。
将来なりたい自分になるためには何が必要かを考える

「勉強すること」が、「自分の将来にどのようにつながるか」の道筋を明確にすることが大切であると言いましたが、ここでは一度「勉強すること」については脇に置いておいて、「将来なりたい自分」を思い浮かべてみましょう。
将来なりたい自分の姿を具体的にイメージできたら、今の自分が将来そうなるためには何が必要なのかを具体的に考えていきましょう。
私が大学生のときに考えていたことはこんなかんじです。
大きな目標
私は将来、世界最先端の研究を行う神経疾患の基礎研究者になりたい。
⇩
計画
そのためには、世界最先端の神経疾患の基礎研究を行っている研究室に入って研究をしなければならない
⇩
現状
しかし、高校生のときに最先端であると考えていた自分の大学の研究室が、大学で専門知識を学ぶ内に視野が広がることによって、自分にとって一番の選択肢ではないことに気づく
⇩
情報収集
自分が最も興味のある分野での世界最先端の研究を行っている研究室が東京大学にあることを知る
⇩
小さな目標
東京大学の大学院に進学する必要がある
⇩
すべきこと
大学院入試に合格できる学力を身に付けるために勉強する
このように、自分のなりたい自分と、現在の自分を繋ぐ道筋を明確にしてみましょう。
すべきことに勉強が出てきたらしめたものです。
「勉強が嫌い」という単純な言葉では、逃げることができないことがわかるでしょう。
「勉強が嫌いだから、やらない」という意思は、「自分の夢をあきらめます」ということにつながってしまうのですから。
そして、「いま勉強が嫌い」であったとしても、「いま勉強することが将来自分の夢を叶える一歩」であることがわかれば、なんだかわくわくしてきませんか?
だって、勉強をするたびに明確に自分の夢に近づいていくのですから。
もうその時には「勉強嫌い」は克服されているはずです。
将来の夢が勉強に関係ないことだったら勉強しなくてもいい?

将来の夢が私のような研究者であったり、医者、弁護士、などといったどう考えても勉強をせざるを得ないような夢である場合は話は単純です。
では、勉強に直結しない職業では勉強しなくてもいいのでしょうか?
私の考えでは本当に関係がないのであれば、勉強なんてする必要はないと思います。
しかし、そんな夢ってあるのでしょうか。
どんな職業を思い浮かべても、読み書き計算はできないと仕事にならないでしょう。
そして早く仕事を覚えるためには、効率的な暗記術が役に立つでしょう。
自分の夢を突き詰めていけば、会社を経営していく立場になるかもしれません。
そのときには、基礎的な数学、会計学、経営学が必要になります。
他にも自分の夢のどこかに勉強が繋がるのではないでしょうか。
将来の夢を叶えるための手段として勉強をしよう

勉強というのは、将来の夢を叶えるための手段です。
「勉強する」という目先のことに必死になるのではなく、視野をそこから広げてみよう。
すると、「勉強する」ということが将来へと繋がる大切な一部分を担っていることに気づけるはずです。
それに気づけば、あなたはきっと勉強嫌いを克服できることでしょう。
以上、
東大生が教える、勉強嫌いを克服する方法
でした!