
教科書の暗記術
三奈子です!
今回は教科書の暗記術を紹介します!
「東大生の教科書の暗記術(1)」
の続きとなりますので、まだ読んでいらっしゃらない方は先に以下の記事をご覧下さい。
さて、膨大なページ数の教科書の暗記術を紹介していきます。
前回は1周目の読み方についてご紹介しました。
今回は2周目以降、そして完全暗記するまでの方法を紹介します。
蛍光ペンと付箋を用いて、教科書の1周目を終えたら、次の日から2周目に入りましょう。
ここで時間を空けないのがポイントです。
2周目は、1周目に蛍光ペンで線を引いているところをメインに読んでいきます。
線を引いていないところは流し読みをし、線を引いているところはしっかり読みます。
もし、1周目に線を引いてないところで、
ここ重要かもしれん
と思う場所があれば、1周目とは異なる色の蛍光ペンで線を引きます。
また、1周目に付箋を付けた部分はさらに注意深く読んでいきます。
一度教科書を一冊分読んでいるので、だいたいどのような情報が載っていたのかは覚えているはずです。
なので、付箋がついている部分で2周目にも理解できない部分は、教科書を行ったり来たりしながら調べて理解していきます。
ここで、理解できれば付箋はとっちゃいましょう。
それでも理解できない部分の付箋は貼ったままにしておきます。
3周目以降、理解できた時点で剥がします。
読んでいくペースは1周目の2倍を目指します。
例えば、1周目に一章分ずつ読んでいたのならば2周目は二章分ずつ読むことを目標にします。
このようにして、2周目を終えます。
次は3周目です。
このころには教科書の全体像がかなり掴めてきたところだと思います。
2周目同様に、蛍光ペンで線を引いたところを重点的に読んでいくのですが、
3周目からは暗記をする
ということを考えて読んでいきます。
2周目まではとにかく理解することを第一に考えて読んでいましたが、3周目からいよいよ暗記をしていきます。
難しいことをするのではなく、
蛍光ペンで線を引いたところをメインにノートにまとめていきます。
注意点としては、きれいに書くことにこだわりすぎないということです。
自分さえわかればいいので、テキパキとまとめるのがポイントです。
ペースとしては、ノートにまとめる時間を考慮し、1周目のペースと同じで良いでしょう。
このようにして3周目を進めていきます。
3周目を終えるまで、どれだけ分厚い教科書であっても2ヶ月はかからないでしょう。
4周目は、少しやり方が変わります。
3周目にまとめたノートをメインに見ながら、必要な部分を暗記していきます。
教科書は、ノートだけでは不十分な時に見るというような、補助的な使い方をします。
もう一つのポイントは、落書き帳を一冊用意して、そこに青ペンで覚えるべき言葉を書きなぐるということです。
青ペンには暗記率を高める効果があるのです。
詳しい原理については以下の記事触れています。
4周目のペースは、2周目と同様、1周目の2倍ペースで進めます。
4周目を終えるとかなりの部分が覚えられてきた感じがあるのではないでしょうか。
さて、5周目です。
4周目と同様、ノートメインに、教科書を参考に、落書き帳に青ペンで書きなぐって暗記していきます。
ペースは1周目の3倍から4倍を目指します。
ここまでくると、教科書を一周するペースがかなり上がってきます。
あとは完全に覚えられるまで、何度も繰り返して覚えていきます。
ペースもどんどん上げていきます。
これらのやり方とペースを守ることができれば、3ヶ月程度でどんなに膨大なページ数の教科書でも完全に暗記することができるでしょう。
そこから先は、少しペースを落として、メンテナンス的に継続的に復習していきます。
このようにして、私は The Cell を全て暗記し、東大の大学院に合格できました。
ぜひ参考にしてみてください!
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